シェフの道ー最終回ー 「エピローグ」

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エピローグ

<< contents皆さん、長い間「シェフの道」を御愛読して頂き誠にありがとうございました。文章を書くのが苦手な私がここまでやってこれたのも、ひとえに購読者の方々の暖かい声援のおかげだと思っております。私にとっても、皆さんにとってもこの1年と6ヶ月は貴重な時間だったと言えます。同じ時期を同じ速度で歩いて来た皆さんとお別れするのは大変残念に思いますが、きっといつかまた御会い出来る日を夢見て、最後にこの詩を送ります...


ーシェフの道ー

果てしなく広がるその道は
いったい誰が作ったのだろう

自分にしか見えないその道は
いったい誰が歩けるのだろう

迷ってばかりはいられない
だけど大事な自分の道だから
ふと立ち止まり考える時も必要だろう

誰にも頼らず 寄り掛からず
ただ自分が信じるがままに歩いてみたい

時にはわがままに そして自由に進みたい
でも人は独りでは生きては行けない

辺りを見ずに行急ぐ自分に気が付けば
いつしか道は孤独となり不安がよぎる

しかしそんな時はゆっくり座って
まわりの景色を見渡してごらんなさい

時は自分を中心に物凄い速度で高速回転し
まるで自分だけが取り残された気分なるかもしれない

だけどそんな時間を冷静に見つめられる余裕こそが
自分を最大限にいかし自分を成長させてくれるに違いない

決してあせる事も迷う事も無く
ただそこにあるべきものはあなたの真直ぐで確かな瞳

生きると言う事は楽では無いけれど
その生を受けて生まれて来たあなたに何ができるだろう

そんな時は何も考えずにただ目を閉じて
自分が一番好きな事を思いうかべよう

明日が明日であるように
昨日が昨日であるように
自分はやっぱり自分であって誰でも無い

誰にも見えない自分だけのその道を
あなたがあなたらしく歩き続けられるように
いつも遠い街のどこかから見続けています

そしていつかあなたの頭上から未来へつながる無数の閃光が
あなたの居場所を優しく照らすように祈っています...


追伸:これでシェフの道は完全に終了致しました。しかし、「hirochefsway@yahoo.co.jp」のメールアドレスは当分そのままにしておきますので安心して御利用ください。メールマガジンの方も今後、私の新作を御希望の方はそまま解除せずにお待ちください。もし、必要無ければ解除されても構いません。

それでは、本当にありがとうございました。2002年もあなたにとって素晴らしい年になる事を心より祈り、最後は元気よくいつもの挨拶でしめたいと思います。(さぁ〜御一緒に!!!)

『バイバイなのだぁ〜!!!』




”時に人は前に進むために「さよなら」を言わなければ
ならない事もある...”         ーひろー