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えっクビ!と家族のタブー |
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みんなぁ〜!元気に暮らしてるかぁ〜!俺は怒濤のごとく押し寄せる出来事にも負けずに日々暮らしているのだ。「元気かぁ〜?」と聞かれればそれほどでもないが、とりあえず前だけ見て歩いて行こうと思ってます。なんてったって俺には世界最強の素敵な友達がたくさんいるから負けないのだ!本当に心強い味方です。生まれてから32年間これほどいい友人関係に恵まれたのは初めてかもしれません。だから、すごぉ〜くすごぉ〜く大事にしたいし、絶対忘れないと思うのだ!みんなも頑張れぇ〜俺が守ってやるからなぁ〜!いっしょに幸せになろうぜ!約束だぞぉ〜!おぉ〜! さてと、今日は仕込み時間にチーフがボスと買い物に行ったので初めて一人で仕込み作業を開始したのだ。そして、頑張って明日の分まで仕込みをしてしまいました。外は30度を超える猛暑の中、たくさんのお客さんが来てくれてすごぉ〜く嬉しかったのだ。しかし、冷房の調子が悪くお店の中は蒸し風呂状態。従業員のみんなも暑くて疲れてるのか、忙しくて疲れているのか分からないぐらいたいへんだった。でも、みんなさすがにプロなのでお客さんの前ではそんな顔一つ見せないで涼し気に対応していたのだ。(拍手!)そして、気が着くともう夜の10時になっていてあまりの忙しさにすっかり「給料」を貰うのを忘れていたのだ。ふと考えて「あれっ!いつもは仕込みの時間に貰えるはずなのに?何か変だ、これってもしかしてクビ?ゲェ!」慌ててチーフに駆け寄って聞いてみた。「俺ってもしかしてクビですか?」「そうだよ!」とチーフの軽い一言。頭の中でぐるぐると最近の悪夢のような出来事が走馬灯のように回りだしていた。「嘘だろう、何もかも失った上に仕事まで...」と、うなだれていたらチーフが「冗談、冗談、もしクビだったらもっと最初から冷たくしてるしな!」って笑って言われたのだ。でも、ニューヨークではある日突然「もう明日から来なくていいから、お疲れ!」って言われる事ぐらい当たり前。でも、まさか自分までもが...と思い冗談にならなかった。(あぁ〜良かったのだ!ふぅ〜!)そんなこんなで今日も一日お疲れだったのだ! そして、今日はもう一つ話題があるのだ。それはある友達からの一言で始まった。「ねぇ〜ねぇ〜、私の友達の家族のタブーの話しなんだけどさぁ〜すごく面白いんだよ。聞いて、聞いて!」「それがね、その子の家のお父さんはカツラなんだけど、家族はその話題に触れちゃいけないんだって。彼女はすでに35歳ぐらいなんだけど、いまだにそのカツラの事をお父さんに聞けず悩んでいるらしいの。彼女が小さい時、その日偶然お父さんが酔っぱらって帰って来てほんの少しだけ髪がずれていたので子供ながらに指を指して聞こうと思ったら、お母さんが『子供は見ちゃいけません!』ってお父さんの頭を隠したらしいんだよね。その子は小さかったからあまりよく覚えてないんだけど、その時からこの家ではお父さんのカツラの話はタブーなんだって。面白いよねぇ〜。みんなにも家族のタブーってある?」とまぁ〜こんな感じだった。でも、子供が知らないだけで結構親ってそう言うタブーがあったりしてさ。この話を聞いた時に「うちの親も持ってるのかなぁ〜?」と少し考えてしまったのだ。子供は知らない親の若かりし頃の青春時代!きっと、今の俺達と時代を越えて何かつながっているような気がして不思議な気分になったのだ。そうだよね、親にもちょっぴり甘くて、時には切ない思い出があったんだよね。だから、その経験をいかして子供に失敗の無いように口うるさく言ってるのかもしれないのだ。機会があれば俺も両親に聞いてみたいのだ!(うぅ〜ん、でもどうやって切り出そうか?それが問題なのだ。今さらって感じもするしね)みんなも「家族のタブー」について考えてみてくれ!以外と今の自分が変わるきっかけになるかも。もしくは「聞かなきゃよかったぁ〜!」と後悔の道を歩く事になるかも?恐いけど覗いてみた「真実のカギ穴」。みんなに後はまかせるのだ!考え過ぎると眠れなくなるのでほどほどに...。あっ、それって俺のことかぁ〜!それじゃ〜バイバイなのだぁ〜!チュッ! |