leaf
こんな所で、俺って犯されるの?

<< contents みんなぁ〜!うぅ〜す。日本も友達からの便りで「思いっきり梅雨入り」したみたいだけど、ニューヨークもそれらしきものが来ています。これから1週間、毎日サンダーストーム(雷雨)と猛暑が続くらしいのだ。困ったもんだ。その上、湿気がすごくて蒸し風呂なのだ!ベタベタして気持ち悪ぅ〜。(おえぇ〜)こういう日は家でクーラーかけてボォ〜とするのが一番なんだけど...。おぉ〜と、転職したのにもう家にいたいだなんて言ってちゃ怒られる、怒られる。(ふぅ〜暑っついなぁ〜、本当に)さぁ〜てと、みんなも俺といっしょにこのクソ暑い夏を乗り切るぞぉ〜!おぉ〜!

今日は皆さんお馴染みのあの「ぎょ、餃子」がビュ〜ンビュ〜ンと売れまくり、俺が入ってからの過去最高の売れ行きだったのだ!ストックしてた餃子を遥かに越えて一日中「包む、焼く、汗拭く、包む、焼く、汗拭く」と閉店近くまでしてました。みんなにも食べさせたいなぁ〜!そんでさぁ〜みんなの「美味しぃ〜〜〜い!」て言う笑顔が見たいのだ。その日が来るまで修行あるのみなのだ。ステーキもだんだん焼きのコツが少しずつ分ってきたし、確実に前へ進んでいると思う。頑張るぞぉ〜!(ケッ、ケッ、ケッ)
そんで今日は帰りにお店で「笑顔の素敵なキッチンのチーフ」と飲んだのだ!楽しかったなぁ〜。また飲みましょう、チーフ!

さぁ〜てと、仕事も無事終わり、テクテクと地下鉄に向かったのは午前2時半頃。駅のホームでまたもや事件発生!(本当に毎日疲れるのだ!)ちょっと疲れたので駅の鉄柱によっかかって座っていたら、不審人物を発見!彼は駅のホームで堂々と煙草をふかしていた。(ニューヨークは地下鉄のホーム、車両内は禁煙)「ゲッ、何か視線がこっちに向いてるのが分かる。どうしよう?だんだん近付いて来ている...。来た!」『今、何時?』「えぇ〜と、2時半です」『ありがとう』というと俺から離れていった。近くで顔を見た時、震えがくるぐらい恐い顔をした男だった。それに歯には金歯、銀歯、所どころ歯が無く、人相も決して優しそうではない。これはもしかしてぇ〜?っと考える間も無く電車がホームに入って来た。急いで俺は彼と違う車両に乗ろうと小走りに走り、別の車両に飛び乗った。そして電車は発進した。「ふぅ〜、良かった」と思う間もなく「ガチャ、ガチャ、バァーン!」彼が隣の車両から移って来たではないか!しかし彼は俺の座席から遥か向こうに座った。「次の駅でまた車両を変えるべきなのか?いや、こういう時は逃げるともっと危ない気がする。このまま眠ったふりをしよう」と、俺は軽く目をつぶった。『キュッ、キュッ、キュッ』何だこのスニーカーの擦れる音は?もしかして奴がこっちに来ているのか?「ドスーン」俺は恐いけど薄め目を開けた。「斜め前に座った!どうしよう?!こっちを凝視してる!やばいよぉ〜、誰か助けてくれぇ〜!」『ギュッ、ギュッ、スゥー』「やばい!正面に座ってるじゃないかぁ〜!あせるな、あせるな、落ち着け」と思いながら、俺はまだ奴が俺を見てるかどうか確かめるために足をくみ直した、と同時にちらっと奴を見た。「ゲッ!股間をまさぐってるぅ〜!こ、こんな所で...。こんなに人が乗ってるのに」と、ふと周りを見回した。「みんな寝てるじゃないかぁ〜!」俺は必死に冷静を装って目をつぶり続けた。そしてまたちらっと奴を見た。「でたぁ〜、あれはもしかして...。やっぱり!」この猛暑でほとんどの人が短パンとサンダルで、もちろん奴もバスケットボールの半ズボンをはいていた。その半ズボンの脇から出してるではないか...あの黒い棒状のモノを...それもトビっきりでかいモノが...それもまさに最高潮時の姿で...!あげくに自分でやってるではないかぁ〜!まさに悪夢としか言い様がないこの出来事。「どうしよう?侵されるかもしれない。俺の家の駅まであと3つ。このまま一緒に降りたらどうしよう?!人通り、この時間すくないしなぁ〜、困ったなぁ〜。せめて体が俺より小さければ何とかなるのに」奴の体はいうに2メートルを越えている。俺は動揺を隠しきれないまま近付く自分の駅に恐怖を感じていた。「あと2つだ、俺の駅...」その時、急に奴が立ち上がり車両を飛び出した。「ピンポーン!」と電車のドアが閉ったが、電車が発進しても奴は股間をあんなに膨らませながらも俺を凝視して見送ったのだ。周りの人が見たらびっくりするぐらい膨らんでいた。同じ男同士だったので自分まで少し恥ずかしくなった。「あぁ〜良かった!ギリギリセーフ!いや、出たふりして違う車両で待ち伏せされてはいないだろうか?(キョロ、キョロ!)いない、良かった...ふぅ〜!」俺も急いで自分の家の駅で降りて急ぎ足で帰った。

ニューヨークに長く住んでるといろいろな事が起きるが気をつけるのは女性だけではないのだ!俺も数年前にイエローキャブのおやじに同じような事をされて怒った事がある。(ちなみに彼はゲイでは無かった)タクシーはもっと恐い。だってそのまま公園や人通りの少ない所に連れ去られた友達を俺は知っている。それも友達は男の子だったのだ。こんなふうに男を襲うのは必ずしもゲイとは限らない。現に俺は2度ともストレートの男に襲われたのだから...。みんなぁ〜、痴漢にはくれぐれも気をつけるのだ!帰る時は友達と一緒がベストだと思うよ!それでは気分が悪いので寝るずら。そんじゃぁ〜またなぁ〜、おやすみ&おはよう!