シェフの道ー第42話ー 最低記録と風邪のバカヤロォ〜!

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最低記録と風邪のバカヤロォ〜!

<< contents ニューヨークの天気予報にもついに「秋宣言!」が見られるようになり、いよいよ本格的な秋到来なのだ。気温の方もぐんぐん落ちて「秋が無いニューヨーク」の名の通りまさに冬まっしぐら!こんな不安定な時期に気を付けなきゃならない事は俺ごとなのだが「昔、付合っていた人」との思い出だ。もう終った事なのに寒さと共に思い出がひょっこり顔を出す。みんなぁ〜頑張ってこんな寂しさを吹っ飛ばそう!(俺だけかもしれないけど...)ラジオから流れる思い出の曲、電車に乗っていたら似たような人が前に立っていたり、テレビを見ていたら昔いっしょに見ていたドラマの再放送が始まってみたり、友達に飲みに誘われて待ち合わせ場所がなじみの所だったり、もうずっと会って無いのに友達からの風の便りで新しい人が出来たらしいとか...。季節も変わり目なら心も変わり目なので無謀な態度は慎むようにしたいものだ。それとは別にもう秋を楽しくエンジョイしてる人はその勢いでこれから年明けまで押し寄せるイベントで盛り上がってくれぇ〜!今年はきっと俺は「仕事、仕事、仕事ぉ〜!」で終る1年なのだ。これも修行の内なので頑張るしかなぁ〜い!さてと今回も風邪で倒れそうだが頑張って書くのだ!(クシュン!)

今週の18、19日は「暇ぁ〜〜〜〜〜〜!ガラァ〜〜〜〜〜〜ン!」でお店の中には枯れ葉と共に寒い風がピュ〜〜〜〜〜と吹き荒れる程お客さんが来なかったのだ。暇だと本当にやる事が無く時計を何度も見たり、やる事を探してやってみるもののすぐに終っちゃってまたボォ〜って感じだった。レストランと言うよりは「カフェバー」のような状態だった。そんでチーフに「暇ですねぇ!」って言ったら「こんな事ここ2、3年無かったなぁ〜!やっぱり少しの値上がりのせいかなぁ〜?」って言っていた。俺が思うにこの日は大雨とオリンピックも重なり、かなりの悪条件だった様な気がする。本当に19日はガラガラガラァ〜ンだったのだ。先週の最高記録の次は最低記録と本当にレストランは不思議な空間なのだ。自分がもしオーナーだったらハラハラドキドキの展開で気が休む暇が無い事だろう!(ゴホッゴホッ)

さてと問題の22日!何と何と2〜3週間前から俺は風邪を引きっぱなしで、治りかけては誰かから新しい「菌」をもらい、また治りかけては温度差に体が対処できずにまた具合が悪くなるといった事を繰り返していたが遂に大炸裂してしまったのだ!今までは何とか体をダマしダマしやってきたが朝起きた時から具合が悪くシャワーを浴びようと思ってバスルームに行ったら立ちくらみが襲って来てそのまま座り込んで30分その場にしゃがんでいた。何とか気を取り直してシャワーを浴びようと思ったが少し横になった方がいいと思ったので我が愛するふかふかベッドに向かった。そうこうしてる内に時間が経ちこれはいかんと思い同じグリルの「のりちゃん」に電話をした。俺の中ではもしのりちゃんがダメならはってでもお店に行こうと思ったが優しいのりちゃんは「何とかしてみる」と言って電話を切った。数分待って折り返し電話が来て何とか入ってくれると言ってくれた。俺は「あぁ〜のりちゃんが天使に見えるぅ〜!」と思いながらそのまま深い眠りについた。と言う訳で初めて病欠をしてしまったのだ。皆勤賞の俺はちょっと気分が悪くて寝ていてもお店が気になってしょうがなかったのだ。そして俺は5日間の薬ずけの末なんとかこの42話を書いてるのだ。(ジュルジュル)

また明日から「まかない大作戦」が待っているので頑張るのだ!明日ははってでも行くぞう!そんなこんなで見事に風邪に1本取られた俺はくやしさを隠し切れないまま明日に備えていた...。

今回はこれで勘弁してくれぇ〜!また来週、元気な状態で会おう!バイバイなのだぁ〜!(ハックション!ゴホッゴホッ!ジュ〜ルジュル!)