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ジングルベェ〜ルと素直って?(前編) |
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「ジングルベェ〜ル、ジングルベェ〜ル、鈴が鳴るぅ〜!」って街中クリスマスだぞぉ〜!アメリカの好景気が繁栄してか物凄い装飾のニューヨーク。俺も昨日ヘアーサロンに行って髪を切った帰りにロックフェラーセンター前の巨大なクリスマスツリーを見に行って来たのだ。凄ぉ〜く綺麗だったのだ。今年の目玉は例年のただ色とりどりの電飾にフラッシュ(白色でチカチカ物凄い光りのやつ)も加わり、より派手になった。それにもまして「Excuse me!Excuse me!」と人の波をかき分けメインのスケートリンクまで進むのにはホトホト疲れたのだ。世界中から観光客が押し寄せニューヨークの地盤が全体的に2センチぐらい沈んでいるのではないかと思わせる。そしてあまりのお祭りムードに興奮した人が通りの真ん中で「I Love New York!ウォ〜!」と叫びながら手を思いきり空高く振り上げ奇声をあげている。でもそれを見ているまわりの人も引くどころか彼にあわせて「イエェ〜イ!ヒュ〜ヒュ〜!」と更に盛り上がる。多分、日本でやったらヒンシュクだと思うけど、これがニューヨークなのだ。自分の感情に素直で叫びたい時には我慢せず叫ぶ、それを聞いてる人も自分も叫びたいのに少し勇気が無いので叫んだ人に便乗する。何ともここニューヨークはいろいろな人達が母国で自由に出来ない「パワーの発散場所」になっているような気がする。道を歩いていても「すみません!その靴はどこでかったのですか?すごくいいよぉ〜!」と気軽に声をかけられる。日本にもこんな習慣が少しでも備わってくれたら少しはみんなのストレスも無くなると思うのだ。さぁ〜て今週分も師走に向かってチャキチャキ書くのだ!行くぞぉ〜! 今週のお店は忙しくて大変だったのだ。最近、異常にデザートが出るようになって我がグリルチームもてんてこまいなのだ。なにせ2倍近く出るようになったのだ。そこで嬉しい知らせがチーフから入ってきたのだ。それはチーフと俺が前々から望んでいた「デザート作りだけの人が1日出て来てデザートを朝から仕込む」ってやつだ。何とチーフがエグゼクティブミーティングでこの話を通してくれて俺がやる事になったのだ!「ヤッタァ〜!」そんでもって来年2001年の1月から1日増えて週4日になったのだ。グリル料理だけではなく、ケーキも作る事になったのだ。お店に入った時にはまさかデザートまで作る事になるとは夢にも思わなかったのだ。しかしこれも修行なのだ。頑張るぞぉ〜! さてとニューヨークライフの方は毎年、年末になると俺は来年の目標みたいなものを決めている。今年と去年は「素直に生きる」だった。さて俺は素直になったのだろうか?以前の俺はどちらかと言うと体育会系だったので「苦しい時も人に苦しい姿を見せてはいけない。人前で涙なんてもってのほか。自分に厳しく、人に優しく。」ってな感じで頑張って来た。人にに頼らず自分がその事に挑戦してどうしても出来なかったら最後には助けを求める。しかしこれが以外と自分で何とかなってしまうもので、俺は何でも出来てしまう器用な人だと思われて頼られてしまう。体育会系の俺は「いつも自分がしっかりしてないと...」といつの間にか強い人間を装い、自分で自分の首を絞めていた。人には「辛い時は辛いって言おうよ!泣いてすっきりするなら泣けばいいじゃん!」って言ってやれるのに、自分では気が付けばそんな事を言ってくれる奴もいなかった。そして2年に渡ってもっと自分に素直に楽に行こうと思ってチャレンジしたのだ。「人に弱い所を見せる」って以外と難しかったのだ。しかし努力のかいもあって何とか今は自分に偽る事も無く暮らしているのだ。しかしそこには俺の気が付かなかった落とし穴が待っていたのだ...。 この続きは長くなるのだ次回のお楽しみなのだ。ちょっとしたストレスだが我慢してくれぇ〜!それでは寒くなってきて体もまだ慣れずに疲れるが、来週も張り切って頑張るのだ。それではみんなも頑張れぇ〜!また来週、君の都合のいい時間にこのページで会おう!バイバイなのだ! *さぁ〜てここで一つだけ嬉しい知らせがあるのだ。前から要望があったメールマガジンにこの度「シェフの道」もなりました。もしこのメールマガジンに興味のある人は下記を読んでくれぇ〜! http://www.tinycuisine.20m.com/sample.html |