シェフの道ー第62話ー だいだいとやる気を出す方法!

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だいだいとやる気を出す方法!

<< contents 「ファイト!ファイト!ファイト!」っとみんなぁ〜頑張ってるかぁ〜!俺は何とかゆっくりだけど走ってるぞぉ〜!って言ってみたものの正直言って疲れ過ぎで毎日がナチュラルハァ〜イ、ハワーユー、サンキュー、アンドユー?って感じかな。(自分が壊れていくぅ〜)さてとニューヨークは天気がすごくいいのだ。昨日なんて気温が52V(12℃)以上になって気分は春一番なのだ。今日も窓を開けたら爽やかな風がヒュ〜ポカポカと入って来てちょっと散歩でも行って来ようかなという気になる。空は雲一つない快晴できっとマンハッタンはちょうどセール期間中もあってかなりの人が出ているに違い無い。俺も早くこれ書いて出かけてやるぞ!では読んでくれなのだ。

今週はお店に改装工事が入り月、火と有給休暇となった。で、休み明けの木曜日の独り仕事はそつなくこなし、問題の金曜日が来た。「ひろちゃんグリルスペシャル第3弾はグリルドフィレミニョンと大根とキノコのサラダ、だいだいヴィネグレットソース」を作ってみた。前回がマニアック過ぎたので今回は超和風で攻めてみた。お陰様で4皿売れました。それにしても「だいだいって何?」って思っている人がいると思うので説明しておこう!「だいだい(橙)とはミカン科の常緑低木。幹の高さ三メートルほどで、葉は卵形、透明な小油点を有し葉柄に翼を持つ。初夏、葉のつけ根に白色五弁の小花をつける。果実は冬に黄熟するが、翌年の夏に再び緑色にもどるので回青橙の名がある。暖地に栽培、皮は苦味健胃薬。また正月の飾りにも使用。オレンジ、サンボウカン、ナツミカン、ナルトミカンは同類、また臭橙(かぶす)はこの一種」(広辞苑より)って難しいがカボスやスダチとにて実を食べると言うより酸味や苦味の聞いたジュースや皮を味わうものだろう。味はユズより強烈でも無く、オレンジほどフルーティーでは無い。上品な柑橘系果物なのだ。みんなもお店で発見したら使ってみてくれ!料理が苦手な人は手に持って「これがひろが言ってただいだいなんだ」っと言いながら匂いを楽しんでくれぇ〜!

ほんでもって突然だが今回のテーマは「やる気を出す方法」について書いてみようと思うのだ。「やる気」ってなんだろう?みんな口々に「やる気でねぇ〜、超だるいよ!」とか「やる気満々」とか言うけど本当のやる気ってどこから来てるのだろうか?例えば仕事に関して俺が思うにある程度のポジションに行ってしまって楽になって来るとどうやら「中だるみ科やる気無い症候群」がやってくるらしい。今までは自分がどうしても習得したい事があったから体や脳が自然に「やる気パワー」を作っていた。しかし、毎日が単調で「進む」ではなくて「こなす」に変わった途端やる気が消えて行くのではないだろうか。俺がいつもやる気が無い時は自分よりもっと不幸な立場の人の事を考えたり、手の届く範囲の目標を段階をおって決めていってるけどみんなはどうだろう?でもね多分やる気が無い時は自分を見失いそうになってる時だと俺は思う。「このままでいいのか?この先もこんな単調な毎日が続くのだろうか?あぁ〜やる事は分ってるのに腰が重くて動かない」ってな感じが症状だ。こう言う時は誰にでもあるけれど俺はひとまず流れに逆らわずに自分が今したい事を優先して動いて行くようにしている。(いわゆる心のバケーションを取る事が必要だ)でもいつまでも流れに身を任せると本当に流されてしまってやがて「やる気を損ねる」から「鬱(うつ)」になってしまうのできりのいい所で頑張って進まなくてはいけないと思う。それともう一つの方法は「自分自身をもっと知る事」である。自分がどう言う時にやる気が出るのか普段から気にして頭の中に留めて置く事が必要だ。例えば俺なんかは自分の負けず嫌いな性格を利用してあえて厨房のシェフ達に「来週からスペシャルやるので期待しててください!」って宣言をして自分にわざとプレッシャーを与えてやる。そうすると恥をかきたくない本来の自分が顔を出して来ておのずと「やる気パワー」を作り出す仕組みだ。宣言しなければ誰も見て無いから「やっぱ止めようかな今回は」ってな事になりかねないからだ。

「あなたはあなた自身がやる気をどうしたらでるか知ってますか?鏡を見て自分の顔を見て下さい。どう言う顔が本当のあなたですか?そしてあなたは今の自分が好きですか?嫌いなら好きになるようにすればいいだけの事です。そうしたらきっと明日、やらなきゃならない事が分かります。あなたのやる気でまわりの人達にもやる気をわけてあげてください」

それでは今週はこの辺で、バイバイなのだ!おぉ〜と忘れてた。来週の2月14日はこのサイトのリニューアルオープンなのだ!ぜひ見に来て感想や意見をくれなのだ!それでは来週、新しいホームペイジで会おう!

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