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料理一つで弾む会話とChitchat Vol.1(No.2/3) |
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「コケッコッコー!と朝起きて、コーヒー飲んで、テレビ見る。昼シャンして、電車に揺られてマンハッタン。ブロードウエイをテクテク、ホイッサッサ。お店に着いて、地下室で着替えて、さぁ〜仕込み。5時オープン、ステーキじゅうじゅう、餃子をジュワっとカリカリ。お店が終って、お疲れドリンクひっかける。またもやサブウェイまでテクテクテク。電車に転がり、眠気防止に音楽ガンガン。家まで着いたら、さぁ!〜夜シャン。一息ついたら、ベッドへゴロン。」って、こんな事ばかりしてると体を壊すぞぉ〜!そんな事よりみんなぁ〜元気に生きてるかぁ〜!俺はついに魔の連続シフトバラバラ事件も後1週間となったぞぉ〜。もう一息さ。頑張るぞぉ〜おおおぉおおおぉぉぉ!(独りエコー。) さてとニューヨークの天気は肌寒いが何だかポカポカしてきてます。この分なら春が短いニューヨークは一気に猛暑に突入か?!(気が早いぞ、ひろ!) ほんでもって、今週のお店は言わずと知れた大繁盛だったのだ。ひろちゃんグリスペ第8弾は「グリルドチキンボール(山菜入りスープソース、クレソンの胡麻和え添え)」だったのだ。今回は3皿でました。良かった、良かった。内容は鶏ダンゴ(椎茸、生姜入り)を一度蒸して、チャコールで網焼きしたものをトロミのついた山菜入りスープに付けて頂く。スープには白髪ねぎ、柚子の皮を添えました。評判良かったです。これだ!ってものより、ワンクッション置いてお客さんが食べ方をいろいろ工夫できるものがいいとウエイター&ウエイトレスは言ってました。嬉しかったのは俺の前に座ったお客さん(日本人の男性とアメリカ人の女性)が彼女が山菜が初めてだったらしく彼氏に「これはいったいなに?」と質問すると彼氏は英語で山菜が分からなかったのか、ゼスチャーでしきりに山の形を作って説明していました。こんな微笑ましい風景が心地良かったのだ。料理一つで会話が膨らみ和むなんて「あぁ〜作って良かったなぁ〜!」とつくづく思った一日だった。来週も気合い入れて頑張るぞぉ〜!おぉ〜! さてと連続ものの、Chitchat Vol.1(No.2/3)をお届けするのだ!下品な2人をどうぞ、許してくれ。なにせ、急に酔いがまわって来て気が着いたらこんな展開になってしまっていた。それでは恥も無くどうぞなのだ! *第2回目「お酒がまわって暴露大会!」 「私はヒロの事、特に性に関する事実を知ってるだけに解るンだが、なんであんたそんなに乳首黒いの?」 『(ゲッいつの間に見たんだコイツ!そりゃいろいろ苦労したからね...っておいおい、みんな信じるなよォ〜!)そう言うキャサコ子だって笑う時、歯ぐき出して笑うの止めてくんないかなぁ〜!それに喋ってる時に鼻をほじるのもさ!』 「それはアレルギーだから仕方ないんよ、あんた観察力ないねー。別に鼻糞ほじってんじゃなくてかゆいから掻いただけじゃないかー。まあ東京にいる時会議中鼻遊びは止めて下さいと部下にいわれたもんだったわ。それが私なんだからいいじゃないの。あんた日本のすでに出来上がった枠組みの中でマジョリティの意見に迎合してるニッポンをひきずってるなー。それで日本には帰りたくないってのはどう言う事?ここはせっかくのNYじゃ、固いこと抜きにしてくれんかな」 『固い事抜きね、分った分った。それじゃぁ〜お言葉に甘えて、前にあそこにできた”イボ”を彼氏に発見されて、彼氏が慌てて塗り薬をもって来た例の話し、治ったの?まさか治って無くてどんどん巨大化してて、彼氏も心配どころか”今はそんな君がたまらなく愛しい”ってな事になってるんじゃ名でしょうね』 「よくも言ってくれたね!あんた頭おかしいんと違う?イボのような小さいほくろのような脂肪の固まりが急にできただけでその薬で(後で英語の説明分を読んだら、なんとミズムシ用だった)即効治って彼共ども安心したんだよ!。そういうあんたは何?そのなよなよっとした歩き方、なんだかあんたの中には女の部分が80%程入ってない?そろそろ吐き出しなさいよ。」 『吐ける物があれば今からでも吐きたい気分だよ!(うっ気持ち悪ぅ〜)なよなよしてんじゃなくて疲れ切って歩いてるだけじゃん。体中の関節がゆうこときかないよぉ〜!それが分かんないかなぁ〜この仕事のハードさが。って俺達ってNYの事を語ってたんじゃなかったっけ?それより、仕事見つかったかぁ〜、この現役ニューヨーカーのプー子ちゃん!』 「あのね、あんたにそんな事いわれたかないわ。解ってないねー、仕事したい人もいもいれば、したくない人もいる。私は好きにしたい事だけをしてるだけさ。ニッポンではあんたが想像できない程充分やってきたよ。NYでいろんな日本人をみてきたが、大半の人はただ単に解らずにNYに来ればなんとかなると勘違いしてるよ。日本ですら何にも残す事できなくて、逃げてきてる人が多いよ。そういう人に限ってちょっと生半可にNYで仕事した位でニューヨーカーずらする、あーなんて情けない、見苦しい、聞き苦しい。しかしNYにはほんまもんの日本人はおらんのか、少なくとも私は日本人としてのプライドと責任をもっているよ。あんたも日本語が使えない場所で働いて何か残してからこの私に意見しな」 『まぁ、確かにNYって目的無しで来る所じゃないよな。俺も来たばかりの頃は何にも考えて無かったけど、今は考えて行動するようにしてるよ。確かにキャサ子が言ってる通り何かを残してみたいし、自分が生きてた証しみたいな物をみんなの心の片隅にでも”あぁ〜こんな人もいたなぁ〜”なんて思い出してくれたら、それはそれで嬉しいかもしれない。でもNYってちょっと気を抜くと一気に自分を見失いそうになる場所だね、きっと。日本にいたらきっと”こんな自分自身がどうしたら充実した生き方をできるか?”を見つけられずに一生が終ったかもしれない。そう気がつかせてくれただけでも来た意味があったかもしれないな。ねぇそう思わない?』 (さぁお楽しみの第3回目(最終回)は「キャサ子のアドバイスと痴漢対策!」なのだ!お楽しみに...)それと、来週から通常の日曜日に更新します。ここ数週間、失礼いたしました。 それでは、来週までバイバイなのだ! |