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体に危険信号とChitchat Vol.1(No.3/3) |
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「ザラザラザラッ。あれっ!あれあれ?!痛ぇ〜!な、なんだこれは!」それはある日の朝だった。仕事に行こうと家で着替えていた時の事だった。「うっ背中が痛いぞ?!それに指にも何だか違和感が...」セーターを着ようと頭からかぶったまでは良かったが痛みを感じて背中を鏡で覗いて見た。「うっうわぁ〜!何だこのプチプチは?」そうなのだ。睡眠不足とストレスからくる疲れで背中に無数の吹き出物が赤くはれていた。あげくに指はあかぎれ、突き指までしていた。「人間ってすごいなぁ〜すぐにこうして危険信号が体に出るなんてさ。でも全然気が付かずにここ1ヶ月過ごして来た。きっと緊張感が痛みを感じさせなくしてたんだなぁ〜」っとひたってる場合ではないのだ!みんなぁ〜元気に季節の変わり目をエンジョイしてるかぁ〜。俺はやっと魔の1ヶ月が終ったぞぉ〜!それにしても、人生はいろいろな経験をさせてくれるのだ。「時には厳しく、時には優しく...」それでは今週分も一気に書きほすのだ。最後までおつき合いしてくれなのだ!それではどうぞ。 さてさて、今週のお店は言わずと知れた大繁盛だったのだ。今からこんなに混んでいては夏が恐いのだ。ほんでもって、ひろちゃんグリスペ第9弾は「グリルドこぶじめの鯛、なめこあんかけスープ(山芋入り)」だったのだ。今回は2皿でました。説明するのだ。お椀にこぶじめした昆布を底に敷き、そこへ山芋のすりおろした中に白味噌、白胡麻ペーストと調味料を混ぜ合わせた物をのせる。そこへ昆布で鯛をしめた物を刺身の厚さに切り、串に刺して外側を焦がし内側を軽くあぶった物をのせる。そしてサイドディッシュで昆布と花鰹で出汁を取り、薄く味付けしてとろみを付けた物を添える(なめこ入り)。そして食べる直前にさっと回し入れて食べる。(ちなみに薬味は白髪ネギ、大葉、本わさび)何か雰囲気は鯛茶漬けの具とスープって感じだ。ご飯にかけたら、さぞ美味しそうだったのだ。今回も売れたのは2皿だったが評判は良かったと思うのだ。食べてくれてお客さんの表情を見ていたのだがニコニコしていたからまずは良しとしよう。来週も頑張るのだ!おぉ〜! さてと連続ものの、Chitchat Vol.1(No.3/3最終回!)をお届けするのだ! *第3回目「キャサ子のアドバイスと痴漢対策!」 「ふーむ、私は歴史が違う分、少し違うんだがこの都市と自分とのバランスをいかに無理をせずナチュラルにとると言う事かな。人は十人十色なんだから人それぞれ己の道を行っていいよね。でも依然あんなにアメリカ人の事、星条旗に熱くなる単純なアニマル、奥ゆかしさの美しさを理解できない、アメリカナンバーワン主義と思っていたんだが最近そうでもない事が解ってきた。もちろんほとんどは頭の固い超コンサバで占めているがちゃんとしたバックグラウンドを持っているアメリカ人って勉強してるし、その辺のニホン人より礼儀正しかったり、賢い。うかうかしてられんなと思う。日本が馬鹿にされないようにガンバって欲しい。海外にいる日本人はそれなりに日本を背負っている事を意識する事を忘れないで欲しい。おそらく今後NYに住もうと思ってる人がいると思うが、目的を持って来ない限りほんとのNYの味を知らずに終るだけ、恥じを与えるだけだという事をいいたいな。そんな私もいろいろ勉強になったよ。自分は基本的にはなんら変わらないんだけど得たものもあれば失ったものもあるかな。まあこの無駄なようなプロセスも無駄ではなく意味があったんだろうよ。私は日本もNYも好き。そろそろお笑いに持っていって欲しいと願う遊び好きのキャサオでした」 『おいおい、まとめて帰る気だな!それにキャサオとか書いたらみんな男だと思うだろうが!そうはさせんぞ。それはいいけど最近、面白い事あった?俺ったら相変わらず電車でもキャブでも変な方達からの熱い視線に耐えられなくて困っております。前にキャサ子にサングラスを夜中でもかけていれば安全だ!って言われたけど、それってもっと目立たないかな?芸能人じゃあるまいしね。どうするよ』 「ヒロは全身からもう戻れないインビ(漢字がない)なエネルギー出しているからねー。そんなに危険を感じているんだったらなんとか防衛対策するしかないじゃないかという事でとりあえずお手軽なところでサングラスをと提案しただけで、あなた自身から毛付きの付けぼくろでどうかと言ってたじゃあないの!」 『だから変な人を装おうために顔に巨大なホクロを付けてそっから、これみよがしに長ぁ〜い黒グロとした毛を数本ボォーとはやしてたら、きっと誰も近付かない気がしたんだけど、いざやるとなると勇気がいるアクションなんだよね。もっといいアイディアないかな?これは思いきって女装か?それとも...』 「もちろんグッドアイデアがあるよ。どうせならシェフのユニフォームのまんまコック帽も忘れずに長ネギ片手にってのがね、これなら臭いし誰も色っぽい気持ちにはならんでしょ。しかも金がかからん。ところでヒロのNYにおける恋の遍歴をそろそろ話してくれないかなー。ほらっ例の...」 『ほらっ例のって...あっ何か突然、記憶喪失に...うっうううっ...』 「あーあ、やっぱ今は未だ無理か。あまりの強烈さに、、、まあそのうちとっぱらえる勇気を持った時にでも告白してもらうとするか。では読者の皆さん、この辺で止めさせて下さい。ごきげんよう。私がしめてどうする」 『そうだね。そろそろ止めないと読者のみんなも疲れてると思うよ。それではみんなぁ〜この辺で第1回ゲストを向かえて生トークを終らせて頂きます。では、キャサ子さん、今日は本当に有難うございました。また機会があればシェフの道のスタジオに遊びにきてください』 「やなこった。」 そんなこんなで終った初対談!少しでもニューヨークを感じてくれたら嬉しいのだ。でも何だかこんな対談でいいのか?!(笑)それでは、来週からはまた、いつものシェフの道です。季節の変わり目なのだがくれぐれも体には気をつけてほしいのだ。体調を崩し易いぞ!それではバイバイなのだ! |