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○○さんへ捧げる未来への勲章 |
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みんなぁ〜、元気に今週も過ごしたかぁ〜?!ニューヨークは雪が降ったり強風&雨で体が綱渡り状態なのだ。さすがに風邪引きさんは見なくなったのだが、体が疲れる1週間だった。来週からは天気予報を見る限りではポカポカとしてくる予定らしいぞ。こんな時期は一番、着る物に困るのではないだろうか?それでは、こんな傘が一瞬で壊れるニューヨークから今回も元気にお届けするのだ。それではどうぞぉ〜! 今週のお店は月末もあって、あまりお客さんが来なかったのだ。来ないといっても最近忙しい我が店では、平日も半年前の週末並みとなっていて嬉しいのか辛いのか分からんのだ。ほんでもって、ひろグリスペ第10弾は「グリルドいかの下足と刺身コンニャクのからし酢みそ和え(ボイルドクレソンとスライスド玉ねぎ添え)」だったのだ。今回はコンニャクって言うのがキーポイントになってしまい、1皿だけだったのだ。やはり、ちょっと日本的な食材を使ってしまうとウエイター&ウエイトレスも説明に困ってしまうらしい。もっとシンプルな方がいいのかもしれないのだ。来週も頑張るぞぉ〜!おぉおおおおおぉ〜! さてと今回は「それぞれの勲章」について書いてみようと思う。それはある朝の事である。俺はいつも通り地下鉄に揺られてマンハッタンまで。そしてふと、向かえに座っている人の顔を見た。その人は年の頃なら50歳ぐらいの男性で、その人の顔には大きなアザがあった。俺はその人のアザを見て「あっ勲章!」と思わず心の中で声を出してしまった。そして俺は自分の手の傷をマジマジと見て「俺の勲章はまだ小さいな、もっと頑張らなくては」っとなぜか恥ずかしい気持ちになっていた。そう、人にはそれぞれ違う価値観の勲章があるのではないだろうか?彼の顔のアザは顔の2/3を占める程大きい。多分、小さい頃は友達に1回は馬鹿にされたに違い無い。いや、もしかしたら生まれつきのアザではなくて、仕事中に何らかのアクシデントがあり、出来たのかもしれない。しかし彼はそのアザを隠す事なくどうどうと生きている。まるで何事も無かったように平然と人生を楽しんでいる。世の中には人には言えない「傷」を一つは持っているだろう。その傷は外傷か内傷かは、人それぞれだ。その傷を持っているせいで中々前に進めない人はたくさんいるかもしれない。例えば女性が何らかの理由で胸に20cmぐらいの切開手術をして傷が出来てしまったとする。術後、彼女から笑顔が消えた。もし好きになった相手がこの傷を見たら嫌いになって離れて行くかもしれない恐怖。でもきっと、先に話した彼はそれを克服して見事な勲章を手に入れたのではないだろうか? ようするにもし自分に好きな人が出来てその人に自分の傷を見せなければならない時が来た時は怖がらずにどうどうと見せようじゃないかってことなんだよね。どんな自分も自分。傷も自分の性格や容姿と同じ一部分って事を忘れないようにして欲しい。そしてもし、その傷を見せて相手の態度が変わったり離れていったなら、きっとその人はあなたの表面的な部分だけが好きだったに違い無いと思う。彼、彼女があなたの本質を見抜いてくれていたなら、見た瞬間は動揺するとは思うがきっと「それでもいっしょにいたい」と言ってくれるんではないだろうか。そしてそれは内傷でも同じ事が言えるだろう。「人には言えない過去」があり、付合い初めの頃は「言う必要はないだろう」と思っていたが、相手の真直ぐさや正直に打ち明けてくれる気持ちに隠し切れなくなり苦しくなる。相手の事が好きになればなる程、罪悪感が大きな衝撃波となって自分の心を痛めだす。みんなもそんな傷で悩んではいないだろうか? 「時間はかかってもいいから勇気を持って打ち明けてみよう。そして前に進もう!」もし、それが出来たならあなたの持っていた傷がいつしか勲章に変わっているかもしれない、いや、勲章にして胸を張って生きていって欲しい。元気な自分も、悲しい自分も、怒っている自分も、みじめな自分も、笑っている自分も、ダマされた自分も、高飛車な自分も全部自分だから。どんな事があっても自分は変わらない。行動や外見が変っても、もともと持っていた中身は変わらない。俺ももっともっと自分が好きになるように努力していきたいと思ってます。みんなもそんなふうに自分が大好きになれる日まで頑張ってほしいと心から思っています。そして本当の自分が自分にあげる勲章を掴んでほしい。 ○○さんへ。 心より願う、ひろより。 さてと今回はちょっとテーマが大きすぎて難しかったのだ。もし少しでも分かってくれたのなら感謝感激です。それではまた来週このページであおう!バイバイなのだ! |