シェフの道ー第74話ー グリルドタウンと渦巻く友達の未知世界

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グリルドタウンと渦巻く友達の未知世界

<< contents 世界中のみんなぁ〜元気かぁ〜?!ニューヨークは夏が炸裂してるぞぉ〜!黙っていても汗がタチッタチッってっもう助けてくれぇ〜!みんなの地域はどうだろう?お花見どころか、桜もドライフラワーになっちゃいそうなのだ。それにもまして、またもや季節の変わり目、恒例の風邪が猛威をふるっているのじゃぁ〜。俺もこの1週間、高熱が続き解熱剤を飲みながらの大奮闘だったのだ。でも、人間やればできるのだ。そう簡単にくたばらないぞぉ〜!さて、病み上がりの手付きで今回も書きに書きまくるのだ。それではどうぞなのだ!(薬が切れてきたので、錠剤をポン!っと。ゴクッ!ここまでくるとこの苦味がたまらんのだ?!う〜ん)

はいはい、、、お待たせしました。激突!オンメニュー争奪戦第1弾(ひろグリスペ第14弾)はシンプルに「プリプリ海老と豆腐と椎茸のフライドダンプリング(スパイシーおろしポン酢と昆布塩とレモンのソース添え)」だったのだ。やったぁ〜今回は何と9皿だったのだ。でもグリルで「揚げ物」はいけてなかったと思うのだ。でもこの高熱の体調で良くやったぞ、ひろぉ〜!って感じかな。揚げ餃子の中身はその他にニラ、タマネギ、キャベツ。今回は2種類のソースで召し上がって頂きました。このニューヨークの暑い夏とガンガンに冷えたビールに合うディッシュだったのだ。この調子で来週も頑張るのだ。期待しててくれぇ〜!おぉ〜!

ほんでもって今回のテーマは「渦巻く友達の未知世界」なのだ。またもやちょっと長いがおつき合いしてみてくれ。以外と普段あまり考えない事かもしれない、サスペンスものなのだ?!?!読み終った頃には背筋がゾォ〜って、それはないか!それではどうぞ。

それは3年ぐらい前かなぁ〜?あまり記憶には無いんだけど、ある日突然電話のベルが鳴った。それは俺が語学学校に通っていた時の友達からの電話だった。「ひろ!久しぶり。あのね、今週末に友達が遊びに来るからひろも来ない?あんまりパーティーとかやらないんだけど、たまにはいいかと思ってさ。どう来る?」『あぁ、いいけど。他に誰が来るの?俺が知ってる人いるかなぁ〜』「大丈夫だよ。A子もB男も来るってさ、どうする?」『じゃぁ〜お邪魔させておもらうか!最近、会ってないしな』っと、とりあえず日付けと時間を決めた。その電話が終って1時間ぐらいしてから今度は別の友達からの誘いの電話がきた。「あっひろ!今度の土曜日空いてる?あのさ、俺の友達がアパートで飲み会やるんだって、だからひろも来ないかなぁ〜っと思ってさ。忙しいか、最近?」『あっごめん、その日は友達からのパーティーの誘いがあって少し前に行くって、言っちゃったんだよなぁ〜本当にごめん!』「まっいいけどさ。でもこっちは場所がブルックリンで結構、面白そうなんだよなぁ〜」『あれっ俺もブルックリンだよ。ブルックリンのどこ?』「えぇ〜確かぁ〜○○ロードって言ってたな」『ちょっと待った!俺も○○ロードだよ。もしかして、それってC子ちゃん家?!』「うわぁ〜何でお前C子知ってるんだよ!気持ち悪ぅ〜!」『お前こそ、何で知ってんだよ。気色悪ぅ〜!』「C子の彼氏が俺の前の学校のクラスメイトだったからな。最近よく遊びに行ってんだよ。ひろは?」『C子と半年前にクラスメイトだったんだよ』と、2人はかなり盛り上がった。その後、俺達は凄いサプライズ計画を考えたのだった。それは、俺達が友達だと言う事は内緒にして、いっしょにC子のアパートに行こうと言う計画だった。

当日、俺達はC子のアパートに向かった。玄関のドアを開ける前に俺は名前を山村と言う事にした。そして、いよいよドアが開かれた!「こんちは!久しぶり、あぁ俺の友達も連れて来ちゃったんだけどいいかな?」<あぁ、いいよ、どうぞ!>「おぉ〜い、山村いいってさ」『あっ初めまして山村です。宜しく!』<あっどうも初めまして。でも...???>『あれっ俺の顔に何かついてますか?』<いやっ私の友達のひろにそっくりなんですよね、山村さん>と、C子は目を丸くして答えた。C子はその後も半信半疑なまま<どうぞ、上がってください>と、言った。俺達はその時2人で”サプラァ〜イズ!”と言って、俺が『C子!俺だよ、ひろだよ。びっくりした?』<えぇ〜もうぉ〜やだぁ〜そうだよね、ひろだよね!やだぁ〜もう。超びっくりしたよ。もうぉ〜。何でぇ〜2人共、友達だったの?えぇ〜信じられない!やっぱ、ニューヨークは狭いよねぇ〜。あぁ〜でも本当にびっくりした>と、つかみはOKに終った。その後その宴会はモリモリに盛り上がったのだった。(♪〜3番ひろ、歌うぜぇ〜!♪〜何が歌だよ。それより、おぉ〜い、誰か酒持ってこぉ〜い!ヒック!もう、みんな飲み過ぎだよ!お尻出さないでよぉ〜!やだぁ〜、きゃ〜!酒飲んで、何か問題あっか!責任者出てこォ〜〜〜い!おっ社長、いい調子ですねぁ〜。)と、酒の強い俺はいつもお世話役なのだ。とほほ。

と、みんなはこんな体験をした事があっただろうか?(酔っぱらった経験じゃないのだ)ほんの少しのズレで実は誰ちゃんと誰ちゃんが友達なのに全く知らない。そしていつもタイミングを逃していて知るすべも無かった。そう思うと俺もまだまだ俺の知らない所で、俺の友達が俺の別の友達と親友だったりして。何だかそう考えると気持ちの悪い話である。もしかしたら、あなたの友達でまだ顔合わせをした事の無い友達がいたら実は自分が知らないだけで、5年も友達関係がひっそりと続いているかもしれない...。

さて今週はこのぐらいにしてと。おぉ〜といよいよ来週は俺がこの「シェフの道」に入ってから、そして書き始めてから、ちょうど1周年記念なのだ。そしてメルマガを購読の方もリアルタイムになるのだ。やっほぉ〜い!嬉しいのだ!そんでもって来週の発行は5月15日(2001年)の火曜日になるのだ。それでは来週までバイバイバッハハハァ〜イなのだ。

(あっ、あっ、あっ、テスト、テスト、テスト。わたくし、只今御紹介にあずかりました、シェフの道のライターのひろです。想い起こせば...ってまだ想い起こすな!、それに練習しなくていいって、もう!)