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初給料と心の安堵

<< contents  ハイホォ〜、ハイホォ〜!(思わず、歌ってしまたのだ!)なぜかというと今日は楽しい「給料日」だったのだ!(ヤッホォ〜イ!)とはいってもまだまだ見習いの身なのでたいした金額ではないが、とにかく嬉し過ぎて気が狂いそうなのだ!なんてったって「初給料」。シェフの道に足を突っ込んでからの「お、か、ね」だもんね。(興奮し過ぎて思わず、3歩だけ帰る時にスキップをしてしまったのだ!しかし辺りを見回して誰もいなかったのでもう3歩小さくスキップしてしまったのだ!がぁ、はぁ、はぁ、はぁ〜)また話がそれてきたのだ。(戻って来ぉ〜い、戻って来ぉ〜い)

 さてと、今日は今まで仕事をした中で一番の混雑で、チーフも俺も注文以外の会話しか出来ない程でした。こんなに混むと少ししか出来ない自分がすごぉ〜く小さく見えてきて、手伝いたいのに何にも出来ず、シェフ魂が見え隠れするチーフの横顔をただただ見てるだけ。(何だか悲しくなっちゃうのだ)たぶん、人間が向上する時にはこんなふうに考えるのだと自分で自覚さえしたのだ。だってさ、もし腰掛けのつもりならチーフがやってくれるからラッキーって感じだよね!(人間の浅はかな心)でも負けないのだ!最近こう思った時の処理は、心の中で「マイペース、マイペース」と唱えることにしてるのだ!誰でも最初は「ぴよぴよ」だもんね。きっとチーフも「ぴよぴよ時代」があったに違いない。それをクリアーして今のチーフがそこにいるのだ!でも早くチーフみたいになりたいなぁ〜。

 話は変わるが、この混雑の中で休憩をしていたらウエイトレスの子もくたびれてそこに座っていた。彼女は一言「私、笑ってるかなぁ〜、たぶん笑ってないで接客してるような気がする」って言ったんだよね。その言葉に彼女の人柄の良さを感じたのだ。なんでだ!そう、それはたぶん彼女から心のゆとりとプロ意識を感じて、なんだかこの店に来て良かったなぁ〜という充実感が得られたのだ。たぶんここで働いている人のほとんどがそうではないだろうか?こういう忙しい店で働くと混雑が敵になって、知らず知らずのうちにみんな戦う同士になっちゃうんだと思う。(例えば、会社に鬼上司がいるとその話をしてるうちに何だかその人が仲間に見えてくるような)そんなこんなで俺に話しかけてくれる人も増えてきて、俺も少しずつ皆んなの仲間になって来ているのが分って気分良かったなぁ〜。みんな、ありがとう!これからも宜しくなのだ!今回は少し「技術のシェフの道」ではなく、「心のシェフの道」だったのだ。ガンガン頑張るぞぉ〜!みんなも頑張れぇ〜、応援しているのだ!フレー、フレー、皆さん!(ふぅ〜)

 P.S. 今日は頑張ってステーキを焼くのを手伝った。(というより特訓に近い)ジュウジュウと焼けてるステーキを指で焼け具合をみるのは至難の技なのだ。次は行くぞぉ〜!それでは、寝るのだ。(4:46AM)