シェフの道ー第91話ー シェフの道 In Las Vegas 2001!!!

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シェフの道 In Las Vegas 2001!!!

<< contents 「カチャン!カチャン!カチャン!ジャラジャラジャラ!ピポッピポッ!」と始まった今回のシェフの道!数十回目を迎えた誕生日記念に俺はとてつも無いプレゼントを貰った...。

それは真夜中の午前12時丁度に起きた。プルルルル〜プルルルル〜!「あれっこんな夜中に電話だ?きっと誰かが俺の誕生日の祝いでもしてくれるのかな?いったい誰だろう?」っと思いながら受話器を取った。『ハッピーバースデー!!!アンド、サプラァ〜ズ!ひろ、早く支度して!今日の午後4時のフライトだからさ!』(これは俺の親友のアメ友(アメリカ人の親友)の声)「えっ何?どこかに出張で行くの?」『なに言ってんだよ。お前が行くんだよ』「えっ俺が?どこに?」『ラ・ス・ベ・ガ・ス!誕生日のプレゼントだよ!サプラァ〜イズ!!!』「嘘だろう?!本当に、えっでもそんな旅費は持ってないよ、俺」『チケットとホテルはもう取ったからさ。心配すんなって』「あぁ〜分った。それじゃぁ〜。」(実感が湧かずボォ〜として電話切ろうとする俺)『おいおい、分ってんのか。誕生日プレゼントだよ、お前の』「えぇ〜ちょっと待った。それって俺を招待してくれるって事?!」『何度も言わせんなよ。そうだよ』「これって喜んでいいんだよね。わぁ〜やったぁ〜!!!」『本当にいつもこれだからな、ひろは』「えぇ〜と海パン海パン。どこに入ってたっけな?」『何ブツブツ言ってんだよ。ラスベガスは砂漠の真ん中にあるんだぞ。でも、まぁ〜プールあるからいいか!』「ラスベガスって海沿いじゃないの?」『はぁ〜疲れるなぁ〜。とにかく今日の午後4時にマンハッタンの俺のアパートに集合だぞ!遅れんなよ。じゃぁ〜な、バイバァ〜イ』「おぉ〜い、ラスベガスってどこだよぉ〜」っと電話を切られた。俺はその後、しばしの放心状態になっていた。それから5分ぐらい経ってから、スーツケースを無言で探し出したのだった...。

と言う訳で「シェフの道 In Las Vegas!!!」(パフゥ〜パプゥ〜!!!ドンドンドン!!!)さぁ〜て今回のシェフの道はアメリカにあるネヴァダ州(Nevada:アメリカ合衆国西部の州。ロッキーシエラ、ネヴァダ両山脈間の大盆地にある。州都カーソンシティー「広辞苑より」)のラスベガスからお届けしまぁ〜す(もう、帰って来てるって)。ラスベガス!それはあまりにもきらびやかでゴージャスな魅惑の街。ギャンブル、葉巻き、数々のショウ&マジック、そしてグランドキャニオン。こんな思いもしなかった街に俺とアメ友は飛行機で降り立ったのだった...。(本当にいけてんのかぁ〜?)

Bet 1(初日、08/27/2001 My Birthday!)

突然のサプライズに眠気も取れぬまま、空港へ向かったが乗ろうと思っていた飛行機が天候不良でキャンセルになり、5時間も足留めにあう。(ふぅ〜)午後4時の出発が9時へ。とりあえず夕食を済ませ、いざラスベガスヘぇぇぇぇ〜!(俺の誕生日パーティーは空港かぁ〜〜〜!)ラスベガスに着いたのは午前2時。俺達はランタカー屋のバスに乗り込み、車をゲットしに行く。そして、車でメインのストリップ(通りの名前)に向かう。しかし、あまりの眠気に夜景もそこそこにして、とりあえずホテルにチェックイン。その夜は爆睡。(グガァ〜!ラスベガスゥ〜!フゥ〜!ムニャムニャ)

Bet 2(08/28/2001)

その日の朝は遅く起きてとりあえずブランチ。それにしても暑い。温度計を見ると108V(42℃)。しかし、汗かきの俺が汗をかかない。不思議に思っていたら原因が判明。あまりの暑さと乾燥で汗が体から出た瞬間に蒸発。それを知った俺達は各ホテルにあるモールをまわる事にした。とにかくどのホテルも豪華絢爛。こんな建物を作ろうと思ったらどのぐらいの費用がかかるのだろうとキョロキョロと「おのぼりさん」になる。一通り、見た俺達はいよいよ初のディナーへ向かう。これまた、事件発生!!!ホテルの中のちょっといいレストランに入ろうと思ったらドレスコードを発見!タキシードとスーツとは書いて無かったが最低でもパンツ、ベルト、皮靴、シャツが必要。(ネクタイ、ジャケットは無くてもいい)困った俺達はその近くにあった$14のビュッフェで空しく食事。その後、お約束のギャンブルに初挑戦!しかし、この日は$15負けたのだ。俺達は病み付きになる前にホテルへ帰り、明日からのプランを念入りに立てた。そして、慣れないシャワールームで汗を流し眠りに付いた。

Bet 3(08/29/2001)

ブランチの後、昨日の屈辱を晴らそうとアメ友とシャツ、パンツ、ベルト、靴の購入大作戦。(昨日はひどかったな、暑いからTシャツ&短パン&ビーサンだったもんな!でも、普通だろこれ!)何とか揃えた俺達はいざ、昨日のレストランへ行き見事にテーブルをゲット。余りの美味しさに疲れも吹っ飛び。その勢いで本日のショーCirque du soleilの最新作の「MYSTERE」を見に行く。これまた、とてつも無い感動で場内は割れんばかりの歓声と拍手。こんな素晴らしいサーカスは見た事が無い!(って、実は前にニューヨーク公演があった時に違う彼等のショーは見たのだ!でも、その時はテントだったのだ。ラスベガスはその時よりも舞台装置が数倍凄い!)すっかりいい気分でホテルへ戻り、明日の早朝から出発に備えて寝た。

Bet 4(08/30/2001)

ブランチの後、グランドキャニオンに専用のバスで空港に向かう。そこで見た物は、まるで宮崎監督の天空の城ラピュタに出てきそうなアンティークな小さい飛行機。まさか、これに乗るの?と思った瞬間、パイロットにレッツゴーと言われ、押し込められる。50分の地獄が始まる。俺は乗り物酔いが凄く、いつもたいへんなのを知っていたため、すぐに眠る。友人は大丈夫!と声をかけてくれたが、おかまい無しに寝る。隣で他の乗客の笑い声がかすかに聞こえる中、俺は眠りに落ちた。40分ぐらいのところで飛行機が揺れて目が冷めた。隣を見たらアメ友が俺を心配してゲロ袋を開いていてくれていたので「俺は大丈夫だよ!」って言ったら、アメ友は『これは俺の...グェ〜...』って本人が吐いていた。(彼は初めて乗り物に酔ったらしい)グランドキャニオンに着いてランチをもらったが、外で食べていたらリスに襲われる。やっとの思いで辿り着いたグランドキャニオンは雄大で素晴らしかった。俺達は記念に写真をパシャ!そして、また地獄の50分を経て戻った。2人共、フラフラで近所のレストランに入り軽食をして寝た。

Bet 5(08/31/2001)

この日もお約束のブランチの後、市内観光。ホテルのプールはごった返していて入る気にならない。俺達はお気に入りのホテルに行き、ラスベガスの街並を見ながらコーヒータイムで会話を楽しんだ。さて、本日のショーは「DESTINY'S CHILD TOUR 2001」を見に行った。前座では、Eve、Dream、3LWが15分間のミニライブを披露。この日のこの会場はR&Bが好きな人には、たまらないコンサートだった。俺も続々と歌われるお馴染みの曲に足でリズムを取っていたが、そのリズムが首と頭に、そして最後には立って腰に来ていた。(痛ぁ〜!)そして、その帰りにトレジャーアイランドに行って、フリーのショウタイムを見ながら一杯飲む。(う〜ん最高!)

Bet 60(9/01/2001)

最終日はお土産買い物大作戦!朝からモールからモールへひた走る。お土産も買い揃い、いよいよ最後のディナー。パリスと言うホテルでフレンチを食べようと思ったが予約がいっぱいで取れず、カフェ飯になった。あまりの悔しさに、バーでビールをガブ飲みし、テーブルに備え付けのギャンブルマシーンに$10を入れて全賭けボタンをプチッ!そしたら当たってしまって$134もチンチンジャラジャラ出て来てしまい、思わずニッコリして友人とカフェで食べ放題、飲み放題。気分もすっかり晴れていざ空港へ。レンタカーを返し、今回はスムーズに飛行機に乗る。流れる夜景を飛行機の小さい窓から見下ろし小さい声で「バイバイ!」っと独り言。

Bet 7(最終日、09/02/2001)

ニューヨークには午前10時に無事到着。しかし、またもや事件発生!予約したカーサービスが来ていない。連絡を取ってすぐに来てもらう。あぁ〜本当に旅行が終ってしまったと、だんだん近くなるマンハッタンを見ていた。

今回の旅はあまりに突然すぎて下準備もできぬままに行ってしまったが、本当に面白かった。自分が旅行を選ぶならまず、ラスベガスは外したと思うが、行ってみるとまた行きたくなったのだ。各ホテルにはテーマが有り、その街並がビルの中に再現されている。本当に素晴らしい装飾だったのだ。俺のお気に入りはアラディンホテル内にあるデザートパッセージだった。とにかく凄く綺麗でまるで自分がおとぎ話の主人公になった気分がする。(雰囲気はアラビアンナイト!)そして、ショウのお薦めは残念ながら今回はチケットが取れなかったCirque du soleilの定番ショウの「"O"(eau)(オー)」なのだ。これはカナダ生まれのヌーベルサーカスで日本ではサルティンバンコやアレグリアでお馴染みなのだ。そして、このオーは生と死がテーマ。空中と水中で華麗なまでの危険なアクロバットが繰り広げられている。子供から大人まで楽しめるのだ。それと今年いっぱいの限定と言えば日本でもお馴染みのスタートレックのアトラクション!(ヒルトンホテル内)とにかく、凄いグッズの数!レストランもまるで宇宙船にいる気分。乗り物にライドしたい方は約$30です。あと、俺が見逃した数々のマジックショー!次は見るぞぉ〜!でも、たくさん有りすぎてどれがいいやらさっぱり分からなかった。グランドキャニオンは乗り物酔いをする人と高所恐怖症の方にはお薦めしないのだ。はぁ〜7年ぶりの旅行も終ってしまった。次はいつ行けるのだろう?それにしても本当に驚いた誕生日プレゼントだった。この場を借りて一言。「ありがとう!!!愛してるぞ〜!!!」

さてと、今週はこのぐらいにしてと。それにしても旅行はいいのだ。みんなも機会があったら重い腰を上げて行ってみてくれぇ〜!

さぁ〜てと今回はまたもやビッグプレゼント第2弾!「シェフの道 In Las Vegas記念プレゼント!!!」あなたもラスベガス気分でBetして素敵なプレゼント(お土産とも言う)を当てよう。今回はな、何と限定1名様!!!応募とBetの仕方は下記を御覧くださいなのだぁ〜!

*Betの仕方。
赤、青、黄、緑、黒。そして1〜5までのナンバーの組み合わせを「1つだけ」してください。(例:青ー2、黒ー1、赤ー5)1人1つの組み合わせをお願いします。2つ以上は無効なのだ!当選が無い場合は色が当たっている方の中からひろ特性ルーレットで抽選します。

見事に当選したあなたには後日ニューヨークからダイレクトにプレゼントがあなたの家へ届きます。

(1)ペンネーム(例:ラスベガス花子)、(2)性別(例:男性、女性、男性ゲイ、女性ゲイ、バイセクシャル)、(3)年令(例:42歳、年令不詳は不可)、(4)居住地(例:日本、世田谷区か○○市でも郡でも何でもいいのだ)。

(5)Betナンバー(例:赤の4とか、黒の7)

(6)シェフの道またはひろへのご意見、御感想を一言お願いします!

書きもれが無いように気をつけてくれぇ〜。書きもれがある場合は無効になるのだ!応募はひろ宛の『hirochefsway@yahoo.co.jp』に送ってくれなのだ!厳選に抽選させて頂きます。応募期間は9月5日(水)2001年〜10月5日(金)2001年までなのだ。それと、当選された方には連絡致しますが、その際住所などを聞く事になりますのでそれがいやな方は応募を見送ってください。それでも言い方はお見逃しのないように!当選者の発表は10月7日(日)2001年のシェフの道で発表させてもらいます。お楽しみに!それでは、商品の御紹介!どう〜ぞぉ〜!(写真は後日紹介)

*チンッ!ジャラジャラー1
最終日に見損なったマドンナの今、やっているスーパーレアなツアー「Madonna Live:The Drowned World Tour(From DETOROIT,MICHIGAN)08/26/2001 From HBO」のライブビデオ。先日、デトロイトでライブしたものがアメリカのケーブルで早くも放映されたのだ。今回はアジア地区はライブ予定の無いマオドナ様のプレミアムライブビデオ。とにかく、凄いです。

*チンッ!ジャラジャラー2
俺が凄く気に入ったコンドーム型ライター。(シェフの道はSafe Sexを提案するのだ!)こう書くとエッチでえぐい感じがするが凄く可愛いです。多分、持っていても可愛いねって言われる事受け合いなのだ。ボディーはつや無しのシルバーに正面真ん中に、赤い男と女の記号と黒字が小さく入っている。そして上のフタをスライドさせると2つの炎が出る。(ユニセックス)

*チンッ!ジャラジャラー3
とってもシンプルなネイルクリッパー(爪切り)。ボディーはつや無しシルバーで、親指で押すバーが凄くアーティスティック。押し心地も抜群!飾っておいても凄くお洒落でいい感じです。

*チンッ!ジャラジャラー4
俺が見つけたFood&Wineのコンビネーション表。いわゆる、どの食べ物とどのワインが会うのか一目で分かる優れもの。(でもこれはコピーで勘弁してくれ!)でも、これさえ手にいれれば友達の好物から、友達の好きなワインを割り出す事ができるのだ。これでワインのプレゼントは恐いもの無しなのだ。

*チンッ!ジャラジャラー5
ラスベガスで俺が取った写真とその裏にWith My Heartを添えてお届けするのだ!(いらなくても送るのだ!!!)

それではみんなのたくさんの応募をお待ちしているのだ!次は通常通り9月9日(日)2001年に発行なのだ。今回は遅れてすまんだったのだ。また来週元気にこのページで会うのだ。それまでバイバイなのだぁ〜!