聞いてよっ #3「ほんとにwelcome? NY vol.1」 |
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えぬわい。NY。ニューヨーク。 女、一人旅、ニューヨーク。 かわいいゴージャス。 シンプルイズベスト。 だって貯金全部使い果たすつもりだも〜ん。だからゴージャスっ。 でもちょっとしかないから、か わ いーいー。 女一人だからしんぷる〜、それはしんぐる〜。 失礼。 字的にはきれいにまとまるんだけど 案外たいへんよ〜 例えばトイレもんだい。 だって一人だもん。 だーれも荷物みていてくれる人いないでしょう。 だから機内に乗り込んですぐさまトイレ。 降りる直前にも、もう一回トイレ。 お部屋に着くまで行けないからねぇ。 いくらジュリアーニだって スリの最後の一人まで掃除できないでしょう。 いくらNYが安全になったっていったって〜 行きから荷物なくなっちゃうっていうのもねぇ しかも私は英語ができない。 はい。わたしは気合いとはったりだけで、参りました。 女は度胸っていうしねぇ、 まぁ若いからそこそこ愛敬もあるし。なんじゃらほい。 電話かけるのもタイヘン。 わたしは安チケットできたから 着いたのはNJ側。 部屋の確認のために電話をかけたいんだけど そこはNY州。 公衆電話にクォーターいれるんだけど かかんない。 ガイドブックによればかけ方間違ってないのにぃ〜 州越えのかけ方なんて書いてなーいー 電話の向こうからは 気持ちも何もこもってない機械の音声が 「お金足んないから電話はつなげることできないよ〜」 らしきことを言う。 えーん(泣) どーしてー。 やっぱ無謀だったのかなぁ。 ついて税関をとっぱして、 一時間もしないうちにおうち帰ろっかなぁって気分。 しかもその時持ってるクォーター全部いれてたからねぇ 受話器を置けばじゃらじゃらチャリ〜ンって戻ってくるんだけど 足りないでしょう。 両替のためにわざわざコーヒー買うのもやだし。 トイレちかくなっちゃうし。飲みたくないもん!! きれいなお姉さんに声かけて ちっちゃく「両替して〜」って言うんだけど 「えー、ないっ」 いま悪いんだけど声かけないでくれるぅ〜。 ってほどにそっけないの。 あ゛〜 その隣にいた 「態度悪かったらその根性叩き直してあげるからねっ」 ってかんじのふとったおばちゃんに声をかけてみる。 そしたら「ちょっと待って」って言ってくれた。 好感触!!粗相がないようにって心がけてよかったぁ〜 神様はまだわたしを見捨ててな〜い。ホッ。 そんなこんなでお部屋までたどりついた。 ここに将来の旦那様がいるかも・・・ あ゛〜 わたしは小学校の時結婚するのは金髪の旦那様と決めていた。 わたしが通ってた小学校には 小学校の敷地内に幼稚園があった。 わたしが小学校2,3年の時 幼稚園にハーフの女の子がいて すっごくかわいかった。 幼稚園なのに耳飾りをしていた。 それがピアスだということがわかったのはずっとあとだったけど 公園の砂場で遊んでる姿は金髪ということも手伝って目立ってたし 目立ってかわいかった。 公園は小学校の隣だったからその姿を何回も見た。 わたしもそんなかわいい子が自分の子だったら って思った。だから。 あ゛〜 ウエディングベルが鳴るまであと何日かかるんだろうー 欲しいものがある時は欲しいものに自分をあわせるべし。 努力も必要。 あきらめるか or NOT. でも私、努力苦手なのよねぇ〜 |