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カボチャの足音と「生きてる!」って感じ。 |
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おぉ〜い!みんなぁ〜元気かぁ〜?!今週は天気予報の通りいきなり激寒だったのだ。部屋にも遂に前に紹介したラジエーターが作動しポカポカポカァ〜と温まっていたのだ。でもこう毎週、天候が違うと体がついていかなくて疲れてます。そしていきなり話は変わるがお店に行く途中にブロードウエイを歩いていると何だか街がオレンジ色になってきてるではないかぁ〜!こ、これはもしかして?「ゲッ!ハロウィン!」助けてくれぇ〜〜〜!そうそうニューヨークは10月31日はハロウィン(Halloween)なのだ。思い起こせば「7話」で仮装の事で紹介し「まだ時間あるからいいやぁ〜!」と思っていたのに...時のたつのは早いもなのだ。ハロウィンとは「諸聖人の祝日の前夜(10月31日)に行われる祭り。スコットランド、アイルランドに起源を持つ米国の祝い。」(広辞苑より)だそうなのだ。まっ、日本で言う「お盆」に近く、亡くなった人の霊が1年に1度戻って来るって感じなのだ。街は仮装した大人や子供達が街を練り歩く。子供達は手にカボチャ型のバケつを持ち家から家へ「Trick or Treat!(トリックオアトリート!)」と叫びながらキャンディーやお菓子をもらいに回る。この言葉の意味は「悪戯されるか、報酬をくれるか?」と言う意味だ。何ともブラックジョーク溢れる言葉でしかもこの言葉を幼い子供達が街中叫びながら廻るとは何ともアメリカならではの小さい時から「ねまわし」の英才教育である。マンハッタン内では毎年恒例のパレードで盛り上がるのだ。多分、日本のみんなも一度はテレビでオレンジ色の巨大なカボチャの中身をくり抜いてお化けのような顔を作った物にロウソクを灯しているのを見た事があるだろう。しかし例年だったら「何だぁ〜ハロウィンかぁ〜!」って終っていたのだが我がレストランはフロアーに出る全員が仮装をしなくていけない。ウホッ〜どうしよう!チーフ、早く俺等も何か決めなくちゃ〜〜〜!そんなこんなで始まった1週間だったのだ。それでは読んでくれ! さてと、今週の前半はチーフがバケーションでキャンプに行ってしまったので久しぶりに「24話」で紹介した彼と仕事をする事になったのだ。しかし前回の自分の仕事の出来無さ過ぎも解消されスッキりサクサクと仕事をこなしたのだ。これもチーフのおかげだと思うのだ。でもやっぱり相手が違うと勝手も変わるので慣れるまでがたいへんだったのだ。しかし彼が「まかない」を作ってくれる事になってありがたや、ありがたや。多分これで俺のまかない大作戦の苦労も知ってくれた事だろう。でも前半は本当に暇だったのだ。ちょっと寒くなるとお客さんは「しゃぶしゃぶ、すきやき」にいってしまう事もグリルが暇な原因かもしれない。秋から新メニューも加わりパワーアップした我がレストラン!キッチンからは「野菜たっぷりクリーミィーテイストの豆腐ステーキ、ロブスターの香草焼き、地鶏の水炊き鍋」グリルからは「ウナギとモツァレラチーズと大葉のスプリングロール(バルサミコソース)」寿司バーは相変わらずフレッシュな変わりダネで勝負なのだ。(ここまで書けばどこのレストランか分ってしまったかもしれない...。まっいいかぁ〜!季節料理だしね!) そんでもって後半はチーフも戻って着ていつも通りの営業だった。しかし何とこの日は13日の金曜日であげくに満月。何か起きるかな?起きるかな?と期待していたのにもかかわらず結局何も変わらず1日が終った。でも帰りがけに満月を見たらすごぉ〜く綺麗だった。家から店、店から家への毎日、たまには空を見上げて自分が地球に住んでるって感じたいよね。世の中は環境問題の再度見直しで盛り上がってはいるものの、いまいち「俺に出来る事って何だろう?俺1人が頑張ってもなぁ〜」で終ってしまう。だけど自分の都合のいい時だけ空を見上げてその恩恵を受けてる。本当に俺はどうしようもない人間なのだ。でも俺等がただ生きているだけで、気を使っていても地球を汚しているのは確かだよね。でもこの考えだと地球にとって一番いいのは人間が住まない事になってしまう。誰が始まりでこの地球に、俺がどの先祖を経て今ここにいるのか分からないが、そんなはっきりしない事が愛地球心が無いのかも...。生まれる前から「俺は地球に住みたい」とか「火星に住みたい」とか希望が叶えられていたならばその星のルールで生活しなくてはいけないし、自分が選んだ星だから思い入れも強くなるはず。しかしこう漠然と生まれて「地球の中の日本でこの男性と女性によってあなたは生まれた人です」といきなり決められていても困ってしまう。まぁ〜こんな事を考えてるとまるで「卵が先かニワトリが先か?」の話でとりとめも無い。だからと言って時々こうして自分に問いかけてみなければ何もしないし、気にも止めないだろう。でもきっとそのうち科学が発達して前のようにはいかないだろうが少しはもとに戻る事を未来の我が子孫に期待したい。澄んだ空気、綺麗な水それこそが人間が生きるための原点かもしれない。(ごめんよょ〜我が子孫!お爺ちゃんには出来なかったのだ!許せぇ〜!)ちょっと話が見えなかったが要するにせっかくこの地球に住んでいるのだから時々立ち止まって大きく息を吸い、太陽や月の下で「生きてる!」て感じて欲しかっただけなのだ。ちょっとは気分転換になるのだ。(ふぅ〜!) あぁ〜眠い!自分で書いてて眠くなってしまったのだ。ちょっと今回はテーマは俺には大きすぎたかもしれない。慣れない事を書くと肩凝りと頭痛がひどくてさ...。でも今回も最後まで付合ってくれて有難うなのだ。そんじゃぁ〜来週も張り切って書くので楽しみにしていてくれ!バイバイなのだぁ〜!(地球かぁ〜?俺って何でここにいるの...、、?もう〜いい加減に寝なさい!考え過ぎはストレスの素なのだ!さっさと寝る!) |